コミュニケーション技術 実用的文章の書き方 目次と第一水準要約
目次
はしがき
第一章 伝達技術の必要性
第二章 単語の選択
第三章 文に不可欠な要素
第四章 パラグラフのまとめ方
第五章 パラグラフの展開法
第六章 パラグラフのつなぎ方
おわりに
第一水準要約
はしがき
この本では、わかりやすい文を、苦しまないで、早くまとめるコツを書いてみた。
文章とは「他人への伝達手段」であることにはかわりない。その伝達手段をわたくしは一定のルールの面から接近してみた。
このルールを使って、文を書き続ければ、自分でも自分なりのルールを見出すことが出来るようになるだろう。
この本では、実用文を書くうえでのいくつかの心得や心構えを書いた
実用文の書き方、まとめ方は、英語でも日本語でも共通点がいくらでも見られる
この本から、実用文を書こうとしている人に、そのコツを体得していただき、ゆきづまった際の脱出の糸口としていただければ、というのがわたくしのささやかな願いである。
おわりに
本書で紹介したミシガン大学でのコミュニケーション技術の指導要項からもわかるように、書き方、話し方の外国での指導は高等教育でも徹底している。日本でもこの日が遠からず到来することを念じている。
第一章 伝達技術の必要性
この本では「わかりやすい文章」の書き方について、そのための技術を考えるが、同時に、日本人が、学問、政治、経済、技術の分野で世界的に競争・協力してゆくためには、「コミュニケーション術」の習得は必須であるため、グローバルな視野に立って、文章書きの技能を考えてみたい。